弾性波特性パラメータを用いたPCグラウト充填評価手法

  • 鎌田 敏郎
    社団法人 土木学会 岐阜大学 工学部社会基盤工学科
  • 淺野 雅則
    社団法人 土木学会 岐阜大学大学院 工学研究科
  • 国枝 泰祐
    社団法人 土木学会 岐阜大学大学院 工学研究科
  • 国枝 稔
    社団法人 土木学会 岐阜大学 工学部社会基盤工学科
  • 六郷 恵哲
    社団法人 土木学会 岐阜大学 工学部社会基盤工学科

書誌事項

タイトル別名
  • EVALUATION METHOD FOR GROUTING CONDITION IN PC MEMBERS BASED ON ELASTIC WAVEFORM CHARACTERISTICS
  • ダンセイハ トクセイ パラメータ オ モチイタ PC グラウト ジュウテン ヒョウカ シュホウ

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抄録

本研究は, 衝撃弾性波法をPCグラウトの充填評価に適用する場合において有効となる弾性波特性パラメータについて検討を行ったものである. 弾性波特性パラメータとしては, 弾性波伝播速度, 立上がり時間および周波数分布に着目した. まず, スラブ供試体 (その1) 実験において弾性波伝播速度とグラウト充填度の関係を検討した. また, 供試体内部における弾性波伝播挙動を把握する目的で3次元FEM解析を行い, グラウトの存在により弾性波伝播速度が変化する理由について考察を行った. 続いて, 新たにスラブ供試体 (その2) を作製し, PC部材を構成する材料の違いが弾性波特性パラメータに与える影響を検討した. さらに, 実物PCタンクにおいて実証実験を実施し, 本手法の実構造物への適用性を確認した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2003 (746), 25-39, 2003-11-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (13)*注記

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