1982年7月長崎災害におけるラフ集合を用いた土石流発生・非発生の評価ルール設定に関する研究

  • 佐藤 丈晴
    社団法人 土木学会 株式会社エイトコンサルタント事業開発本部
  • 河野 泰典
    社団法人 土木学会 宮崎市役所 教育委員会事務局
  • 荒木 義則
    社団法人 土木学会 中電技術コンサルタント株式会社 河川部
  • 中山 弘隆
    社団法人 土木学会 理工学部情報システム工学科
  • 水山 高久
    社団法人 土木学会 京都大学大学院 農学研究科
  • 古川 浩平
    社団法人 土木学会 山口大学 工学部社会建設工学科

書誌事項

タイトル別名
  • DEBRIS FLOW RULE BASED ON ROUGH SET THEORY EXTRACTION FROM DISASTER CAUSED BY THE NAGASAKI HEAVY RAIN IN JULY, 1982
  • 1982ネン 7ガツ ナガサキ サイガイ ニ オケル ラフ シュウゴウ オ モチイタ ドセキリュウ ハッセイ ヒハッセイ ノ ヒョウカ ルール セッテイ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

1982年7月長崎災害は, 日本観測史上最も激しい集中豪雨により, 多数の土石流が発生した事例である. しかしながら隣接する渓流で土石流が発生していない場合もある等, 土石流の発生は誘因となる降雨に加えて素因となる地形の影響を受けている. 本研究では, ラフ集合を用いて土石流危険渓流の地形要因から, 土石流発生に関する重要要因を抽出した. また, ラフ集合におけるルールの領域を拡張させることで, 土石流ルールを新しく定義し, その有用性を検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2002 (721), 13-25, 2002-12-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (16)*注記

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