建設機械荷重作用下における掘削溝法面の安定性に関する研究

  • 豊澤 康男
    独立行政法人 産業安全研究所 建設安全研究グループ
  • 三田地 利之
    北海道大学大学院 工学研究科
  • 楊 俊傑
    中国海洋大学 環境科学与工程学院
  • 伊藤 和也
    独立行政法人 産業安全研究所 建設安全研究グループ
  • S.B. TAMRAKAR
    独立行政法人 産業安全研究所 建設安全研究グループ

書誌事項

タイトル別名
  • STABILITY OF TRENCH EXCAVATION UNDER CONSTRUCTION MACHINERY LOAD
  • ケンセツ キカイ カジュウ サヨウ カ ニ オケル クッサク コウ ノリメン ノ アンテイセイ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

ドラグ・ショベル等の建設機械を用いた掘削作業中に法肩が崩壊したために建設機械が転倒し, 運転者や周囲の作業員が挟まれたり, 下敷きになって被災する災害が多発している. この内, 死亡災害は災害の事例調査により毎年30件程度発生していることが分かった. 本研究は, ドラグ・ショベル等の建設機械を用いた掘削時における掘削溝法面の安定性について検討するため, 1) 建設機械荷重を定荷重としてのモデル化を行い, 2) モデル定荷重の大きさと法肩からの距離が強度特性の異なる地盤における掘削深さおよび掘削溝法面の崩壊メカニズムに与える影響を, 遠心場において掘削現象を再現できる掘削実験により調べ, さらに, 3) 上界値を与える速度場法を用いて実験結果を評価した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2005 (806), 806_79-806_91, 2005

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (27)*注記

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