光通信網を使用した鋼橋梁の健全度評価モニタリングシステムの開発

  • 三木 千壽
    社団法人 土木学会 東京工業大学大学院 理工学研究科
  • 水ノ上 俊雄
    社団法人 土木学会 東京工業大学大学院 総合理工学研究科
  • 小林 裕介
    社団法人 土木学会 東京工業大学大学院 総合理工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • MONITORING SYSTEM OF BRIDGE PERFORMANCE WITH FIBER-OPTIC COMMUNICATIONS NET
  • ヒカリ ツウシンモウ オ シヨウ シタ コウ キョウリョウ ノ ケンゼンド ヒョウカ モニタリング システム ノ カイハツ

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抄録

年数を経た社会資本施設が急増する中, 鋼橋においても安全性や機能の確保が重大な課題になりつつある. 鋼橋のメンテナンスにおいてセンサによるモニタリングを行い, 大量の測定データを瞬時に専門家へ転送し, 専門家が判断を下すシステムが有効とされている. 本研究では光通信網を使用した鋼橋の健全度モニタリングシステムの構築を試みた. 国道246号の大坂橋を選定し, 現場にセンサ, 測定器, 制御・通信用PC, 光通信機器を, 通信には光通信網を使用し, 研究室ではデータ処理用, 解析用ウークステーションを設置し全体のシステムを構築した. ひずみゲージによる活荷重のモニタリング, ピーク記憶型ひずみセンサによる地震や車両衝突時の最大ひずみのモニタリング, 物体温度計とひずみゲージによる温度変化とひずみのモニタリングを行った.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2001 (686), 31-40, 2001-09-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (6)*注記

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参考文献 (12)*注記

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