特殊超早強セメントを用いたタイル状外装材の製造条件が耐凍害性に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of production conditions on the frost resistance of external tile using special extra high early strength cement

説明

本研究は、特殊超早強セメントを用いたタイル状外装材を寒冷地で使用することを想定し、この外装材の製造条件による耐凍害性への影響を明らかにすることを目的としている。本報では、製造的条件の中で耐凍害性に影響すると考えられる要因の中から実験計画法(L8)に割り付けて、片面吸水凍結融解試験などを行い検討した結果を報告するものである。結果として、初期吸水速度が大きいものほど凍結融解試験によって曲げ強度が低下する傾向が大きいこと、この材料の耐凍害性を向上させるには、パーライト及びAE剤を使用し、水セメント比を低下させることが効果的であること、などの知見が得られた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680582741504
  • NII論文ID
    130006964732
  • DOI
    10.14820/finex.2008.0.34.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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