気持ちを伝えるネットワーク・インタフェース・デザインの提案

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タイトル別名
  • Proposal for Network Interface Design for communication with emotion

抄録

本研究は従来の機能を主体としてコミュニケーションに感性を融合させた感性ネットワーク・インタフェースのデザインを提案することを目的とする。これまでは,機能を主体としたヒューマンインタフェースをいかに使いやすくするかという目的のためにヒューマンインタフェース・デザインや人間中心のユーザセンタード・デザインが研究・導入されてきた。また,コミュニケーションも主に機能に基づいている場合が多い。しかし,人間は機能だけで判断するのではなく,感性によっても判断する。感性をベースにした人工物のヒューマンインタフェース・デザインの構造を明らかにすることは非常に有益である。特にネットワーク・コンピューティングを利用したサービス技術の分野に,感性ネットワーク・インタフェースのサービスという新しい技術を確立できる可能性がある。ここでは,気持ちをつたえるための感性ネットワーク・インタフェースの概念,構造および活用の可能性を提案する。そして,その事例として,提案に基づいた感性メールの試作を紹介する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680584028160
  • NII論文ID
    130006965786
  • DOI
    10.11247/jssd.50.0.5.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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