Research on the expression of the shadow for interactive contents

Bibliographic Information

Other Title
  • 影の表現を利用したインタラクティブコンテンツ

Description

“影”はある実体に対し光源と映り込むものがパラメータとなって生成される物理現象であるが、古くから人間の心理状態を表すために利用されたり、もう一人の自分として認識されたりしてきた。また映画やアニメーションの演出の手法の一つとして影の視覚的効果を利用した心理的表現が見られる。そこでそのような影の効果をインタラクティブコンテンツ上で実現することで、ユーザが様々な条件をパラメータを用いてコントロールし、それに伴ってどのように影が変化するかを試し・確かめることが可能となることによってユーザの試行錯誤が可能となると考えられる。それによって、影の元となる実体に対する興味関心を促すことができ、それによって作品全体への理解や参加意識を促進できると期待できるのではないかと考えた。本研究では、以上のような影をインタラクティブな操作によって表現するための手法として、影の構成要素である光源に対してインタラクティブな操作が可能なモデルを作成し、その特徴を検証することで、それがユーザの興味・理解度・参加意識の向上に与える効果と役割について明らかにすることを目的とする。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680584710400
  • NII Article ID
    130005022275
  • DOI
    10.11247/jssd.52.0.115.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

Report a problem

Back to top