デザイン活用における成熟度モデルの提案

DOI
  • 及川 雅稔
    地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 産業技術研究本部
  • 日高 青志
    地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 産業技術研究本部
  • 万城目 聡
    地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 産業技術研究本部

書誌事項

タイトル別名
  • A study on design maturity model

抄録

今日,地域の中小企業等において,多様化・高度化する顧客ニーズや社会ニーズに応える魅力ある製品開発等を実現するためには,技術・品質・価格を超えた第四のパワーとなるデザイン力の戦略的な活用が極めて重要なテーマとなっている。北海道内製造業者のデザイン活用実態調査(H18はまなす(財))等によると,デザイン活用意欲の高い企業では,「デザインの段階的導入・活用方法が分からない」「デザインの活用効果や経営とデザインの関係を理解したい」「何からどんな計画・体制で戦略的に取り組むべきか,実践すべき具体的プロセスとそのポイントを知りたい」「実務の中でデザインをうまく管理し,発展させたい」といった課題があげられている。本研究では,こうした課題に応えていく上での基盤的な取り組みとして,経営活動におけるデザイン活用機会を捉えるフレームを導出するとともに,このフレーム等を念頭においたデザイン活用の成熟度モデルの提案を試みたので,その概要について報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680585339776
  • NII論文ID
    130005453544
  • DOI
    10.11247/jssd.59.0_14
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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