エドワード・ジョンストンの仕事
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- 後藤 吉郎
- 武蔵野美術大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The work of Edward Johnston
- カリグラフィと活字デザインの融合
- The amalgamation of calligraphy and type design
抄録
エドワード・ジョンストンは、カリグラファーとして19世紀末から20世紀にかけて活躍したが、それ以上にUD Alphabet(ロンドン地下鉄書体1916年)のデザイナーとしても著名である。ジョンストンは、カリグラフィをイギリスだけではなく世界に定着させたが、彼の学際的な探求精神が古文書学を導入し、文字の字体・書体の背景を解き明かし、それまでの職能的なカリグラフィから合理的で可読性を求めた学際的なカリグラフィへと導いた。 他方、ジョンストンは、活字のデザインではUD Alphabetをはじめプライベート・プレスの為に3種類の書体をデザインしている。この活字書体とカリグラフィがどのように関係して相互に影響し合っているかを、様々な観点から探る。 <br>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 59 (0), 128-, 2012
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680585341952
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- NII論文ID
- 130005453555
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可