台湾における植物工場の現状に関する
書誌事項
- タイトル別名
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- The Investigation of the plant factory in Taiwan
抄録
植物工場とは、農業の知識と工学の産業技術を組み合わせた「食糧産業」という新しい産業集積の形だと思われる。 最近、台湾ではLED向け及び半導体事業向けの会社は自分の得意な技術で工業的な視点を植物工場の研究に取り入れている。農業分野に参入する企業が急激に増加している。 台湾大学と鴻海精密工業の植物工場開発に取り組んだ例として、東アジアに必要な葉物野菜の需要を解決するために研究を進めている。また、多くの企業が付加価値の高い漢方薬の材料や海藻などを LED照明技術を利用し新たな薬品を開発するための研究に使用している。 「天候に左右されず、どこでつくっても同じ品質の農作物を安定した価格で供給できる」という条件を満たす「植物工場」は多くの利点があるが、もちろん欠点もある。例えば、機械設備のコストはまだ高いし、顧客に教育することも不足などと考えられる。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 59 (0), 96-, 2012
一般社団法人 日本デザイン学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680585471616
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- NII論文ID
- 130005453885
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可