日常体験の記録と編集による商品購買支援サービスのデザイン

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • test

抄録

情報コミュニケーション技術の産物は、「ケータイ」をキーワードにこれまで在宅で行っていた情報活動を、携帯電話と複合化した機能で支えるプロダクトやサービスに進化している。しかし、それらの多くが、技術革新にともなわれた従来機能の置き換えや、軽量小型化による機能の寄せ集め的複合化という感は否めない。人々の新しい活動を支えるユーザ経験(User Experience (UE))のデザインをともなったものが少ないのである。本稿では、日常体験の記録と編集による商品購買支援サービスのデザイン事例を紹介する。そこから、技術をシーズとしてソリュションを描き出すデザインの方法ではなく、UEを描くことからはじまるデザインのプロセスについて考察する。特に、構想する活動をデザイナー自身が実体験することから、「活動する主体の視点でその意味と価値を把握する」こと「活動を基盤とするデザイン開発(須永2003)」の有効性を示す。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680585820928
  • NII論文ID
    130005022570
  • DOI
    10.11247/jssd.53.0.22.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ