ユーザー体験における匂いとプロダクトの同時評価

DOI
  • Bao Suomiya
    筑波大学人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻
  • 山中 敏正
    筑波大学人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Simultaneous Evaluation of Scent and Product in User Experience using Kansei Method

抄録

プロダクトデザインの中の匂いの応用はますます注目されている。匂いの活用により、プロダクトのユーザー体験が豊かになり、ブランド力も上がる。しかし、デザインの中の匂いは正しく使わなければならない。匂いとプロダクト、プロダクトの様々な機能を使うユーザーの行動との関連及び類似性を感性科学の視点から研究するのは本研究の目的である。 この研究はユーザー体験における匂いとプロダクトの関連を検討するために実験を行った。20人の被験者は全員二十代である。スマートフォンをプロダクトのサンプルとして、ユーザーがスマートフォンを使う行動の様々なシーンの写真とエッセンシャルオイルのアロマを刺激として被験者に提示した。そして、SD (Semantic Differential) 法とSAM (Self-Assessment Manikin) 法を使って匂いとプロダクトの同時評価を取得した。その結果を主成分分析とクラスター分析を使い、匂いとスマートフォンのユーザー行動を分類し、類似性を検討した。<br>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680586625792
  • NII論文ID
    130005454015
  • DOI
    10.11247/jssd.60.0_178
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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