ヘッドライトの配置による車幅の錯視
書誌事項
- タイトル別名
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- Visual illusion of the car width controlled by the position of the front lights
説明
本研究ではカーデザインの際に利用することの出来る新たな錯視手法を発見することを目的に、ヘッドライトの間隔が車体の横幅に与える影響を、心理物理学的測定法を用いて実験した。実験は長方形のみで構成された車の画像(実験1)と、より車に似た形状及びパーツを用いた画像(実験2)の、二種類の画像刺激を用いて、パソコンの画面上で行った。方法としては被験者に自由に画像刺激の横幅を、呈示された画像と同じ横幅だと感じるまで調整してもらい、その時の値を計測した。結果として実験1の刺激においてのみ有意な差が見られた。今後は車のパーツなどの視覚対象の形状の違いが、錯視にどのような影響を与えるのかについて検討する必要がある。<br>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 61 (0), 196-, 2014
一般社団法人 日本デザイン学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680586796800
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- NII論文ID
- 130005471175
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可