幼児によるアルコール飲料の誤認

DOI
  • 蔡 懿
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 木平 崇之
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 五本 和佳
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 金 美英
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 青山 郁子
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 日比野 治雄
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室
  • 小山 慎一
    千葉大学大学院工学研究科デザイン心理学研究室

書誌事項

タイトル別名
  • A survey on the accidental alcohol drinking by preschool children and an attempt to redesign the alcoholic drink symbol
  • 保護者を対象にした実態調査と「酒マーク」改良の試み

抄録

アルコール飲料のパッケージデザインは様々な消費者向けに 多様化しており、幼児によるアルコール飲料の誤飲が問題と なっている。特に、果物のイラストを強調するなど清涼飲料水 と良く似たパッケージの低アルコール飲料が増加したため、「酒 マーク」が表示してあるにも関わらず、幼児が誤って飲んでしまう恐れが生じている。事実、東京消防庁では、2005年4月から2010年8月までにアルコール飲料の誤飲で急性アルコール 中毒による救急搬送をされた22名(0~10歳が20名) 中、容器などが類似しているため清涼飲料と誤認して飲んだ人が8名いたとして注意を喚起している。本研究では保護者にする意識調査を行うとともに、実験心理学的手法を用いて、幼児の誤認・誤飲を防ぐ低アルコール缶飲料パッケージデザインの改良案について検討する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680587612416
  • NII論文ID
    130005453681
  • DOI
    10.11247/jssd.59.0_212
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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