金属フラックスから得たThCr2Si2型化合物REMn2Si2(RE=TbからLu)の硬さと磁気特性

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タイトル別名
  • Hardness and magnetic properties of ThCr2Si2-type compound REMn2Si2(RE=Tb-Lu) grown from metal flux

抄録

希土類-マンガン-ケイ素系には、REMn2Si2(正方晶系)、REMnSi(斜方晶系)、RE2Mn3Si5(正方晶系)(RE=希土類)の化合物が良く知られている。それら化合物には、太陽電池、磁性や熱電変換素子の材料として興味がある物質が存在するが、それらの物理・化学的な性質に関する報告が少ない。先に著者らは金属鉛フラックスを用いてThCr2Si2型化合物を有するREMn2Si2(RE=希土類)結晶の合成と結晶学データおよび若干の性質について報告した。本研究では、REMn2Si2(TbからLu)結晶の硬さと低温度での磁化率を測定し、それら化合物を比較して議論したので報告する。REMn2Si2結晶の硬さ(低荷重法)(荷重25g,荷重時間15秒間)は、{001}面上では、6.5(1.5)GPaで、ほぼ同程度の大きさである。REMn2Si2結晶の低温度(2Kから300K)における磁化率測定の結果を議論する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680589528448
  • NII論文ID
    130006968769
  • DOI
    10.14853/pcersj.2004f.0.612.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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