牛骨由来ヒドロキシアパタイトの表面及びバルクのキャラクタリゼーション

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タイトル別名
  • Characterization of Surface and Bulk of Cattle Bone-oringinated Hydroxyapatite

抄録

牛骨から調製したヒドロキシアパタイト(r-HAp)は、試薬合成アパタイト(s-HAp)と比較してより多様な塩基点を持つことが、CO2吸着後の昇温脱離スペクトルより示された。この結果の一因としてr-HApはCa欠損量が多く、生体由来のMg、Na他の金属イオンを持つことが挙げられる。また、r-HApは、疑似体液中からのCaの取り込み量、及びCaを含まない疑似体液中へのCaの溶出量がs-HApより多いことがわかった。これらの結果よりr-HApを、容易に周紙の生体組織と置換する生体代換材料として応用できる可能性が示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680590507648
  • NII論文ID
    130006969764
  • DOI
    10.14853/pcersj.2002f.0.214.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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