PS炭化物の細孔構造制御と機能性評価

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タイトル別名
  • Control of porosity of paper sludge carbide and evaluation of its function

抄録

再生紙製造時にペーパースラッジ(PS)と呼ばれる廃棄物が排出され、PSを炭化した多孔性材料PSCの有効利用、高付加価値化が期待されている。PSCに含まれる凝集剤由来の鉄に注目し、鉄の還元挙動による細孔容量・分布に与える影響について検討した。凝集剤であるポリ硫酸第二鉄を更に添加することにより、PSCのBET比表面積は約10_から_50%、メソ孔容量は10_から_20%増加した。一方、水酸化鉄添加では、3.8nm付近の細孔容量が、700℃焼成により約2倍に増加した。以上の結果より、この細孔サイズの機能性として調湿機能に着目し、種々条件における調湿機能の評価を行った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680591100416
  • NII論文ID
    130006970530
  • DOI
    10.14853/pcersj.2005f.0.414.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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