ナノ粒子分散プロセスによりナノボイド構造を導入したAlドープZnO系酸化物の熱電性能
書誌事項
- タイトル別名
-
- Thermoelectric Performance of Al-doped ZnO with Nanovoid Structure Induced by Nanoparticle Dispersion Process
説明
酸化物熱電変換材料バルク体にナノサイズの独立閉気孔（ナノボイド）を高分散することにより、電気的特性を下げずに熱伝導率κのみを低減できる可能性に着目し、ナノ粒子分散焼結プロセスによるナノボイドの形成条件や分散状態等と熱電特性との関係を詳細に調べた。AlドープZnOへのナノボイド構造の導入によってゼーベック係数Sが全温度領域において大幅に増大したため、性能指数Zはナノ粒子無添加試料と比べて著しく大きくなり、約1000℃における無次元性能指数は、n型酸化物の最高記録を約２倍上回るZT=0.65を達成した。
収録刊行物
-
- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
-
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006F (0), 255-255, 2006
公益社団法人 日本セラミックス協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680592310528
-
- NII論文ID
- 130006972507
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可