Syntheses and properties of LiAlB14 crystals with Li salt

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  • リチウム塩を用いたLiAlB14結晶の合成と性質

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金属を含有したホウ素過剰ホウ化物は、熱電変換素子、磁性、軟X線モノクロメ-タ-用や中性子吸収材料などの興味ある材料として期待されている。これらの内で、アルカリ金属を含有した高ホウ化物は、合成が困難な場合が多いために、基礎的な性質を明らかにすることができない。著者らは、Al自己フラックス法で、金属リチウムあるいは四ホウ酸リチウムと結晶性ホウ素の反応からLiAlB14単結晶を育成し、その構造と若干の性質を測定して報告してきた。本報告では、リチウム源としてフッ化リチウム、炭酸リチウム、水酸化リチウムを用いて、それと結晶性ホウ素との反応を高温度Al自己フラックス法で、LiAlB14結晶の合成を行った。その結果、どのリチウム塩を用いてもLiAlB14結晶を合成することができた。そこで、リチウム塩から得られたLiAlB14結晶の最適合成条件、結晶形態、結晶学データを調べた。更に、室温での硬さ、電気抵抗性と空気中で加熱した場合の加熱安定性を調べた。その結果から、先に報告されている高ホウ化物の性質と今回得られた結果を比較して議論する。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680593951104
  • NII Article ID
    130006975176
  • DOI
    10.14853/pcersj.2005s.0.130.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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