PLD法により作製したFe<SUB>3</SUB>O<SUB>4</SUB>- Fe<SUB>2</SUB>TiO<SUB>4</SUB>固溶体エピタキシャル薄膜の構造と物性

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タイトル別名
  • Structural and physical Properties of Ferrimagnetic Semiconductor Thin Films Based on Fe<SUB>3</SUB>O<SUB>4</SUB>- Fe<SUB>2</SUB>TiO<SUB>4</SUB> Solid Solution prepared by pulsed laser deposition

抄録

マグネタイトおよびマグネタイトベースのスピネル固溶体は室温動作する半導体スピントロニクス材料の有望な候補の一つである。本研究では、マグネタイト-ウルボスピネル固溶体[(1-x)Fe3O4- xFe2TiO4]に注目した。この系の単結晶および多結晶は、化学量論組成を選択することでp型およびn型のキャリアタイプの制御が可能であり、なおかつこれらの磁性半導体は共に室温以上のTCが観察される (x ~ 0.8)というユニークな性質を有している。本研究では特に、マグネタイト-ウルボスピネル固溶体エピタキシャル薄膜の高品質化を試み、得られた薄膜の構造、電気的・磁気的性質を詳細に評価した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680594158336
  • NII論文ID
    130006975390
  • DOI
    10.14853/pcersj.2009f.0.2k22.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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