CZTS粒子の合成と可視光応答型光触媒への展開

松本 太輝, 橋本 佳男, 和久井 敦, 酒井 勝, 村上 泰

doi:10.14853/pcersj.2009f.0.3o04.0

書誌事項

タイトル別名

Preparation of CZTS powder and its application for the visible-light photocatalyst

説明

p型の化合物半導体であるCZTS(Cu₂ZnSnS_{4<sub/>)の粉末を、硫化銅、硫化亜鉛、硫化スズの混合物を硫黄雰囲気で焼成することにより合成した。焼成温度が550℃以上の場合、CZTSに帰属されるピークのみがXRDパターン中に観察された。得られたCZTS粉末を酢酸水溶液に懸濁し440nm以上の可視光を照射したところ、酢酸分解に伴うCO<sub>2}の生成が観察され光触媒活性を示した。得られたCZTS粉末は安価で低毒性な元素のみから構成される可視光応答型光触媒材材料となることが期待される。

収録刊行物

日本セラミックス協会　年会・秋季シンポジウム講演予稿集

日本セラミックス協会　年会・秋季シンポジウム講演予稿集 2009F (0), 3O04-3O04, 2009

公益社団法人日本セラミックス協会

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詳細情報詳細情報について

CRID: 1390282680595295872

NII論文ID: 130006977180

DOI: 10.14853/pcersj.2009f.0.3o04.0

本文言語コード: ja

データソース種別

JaLC
CiNii Articles

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