ペロブスカイト型酸化物の構造相転移に伴う熱伝導率の特異的低減
書誌事項
- タイトル別名
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- Anomalous Reduction of the Thermal Conductivity on Structural Phase Transition of Perovskite-type Oxides
説明
ペロブスカイト型酸化物SrCo1-xFexO3-δの構造相転移に伴う熱伝導率の変化を詳細に調べた。試料を所定の温度で24h保持してから液体窒素中にクエンチし、室温で熱拡散率αを測定し、クエンチ温度との関係を調べたところ、αはクエンチ温度800℃付近で約1/2まで減少した。同様に試料の音速を測定したところ、αと音速のクエンチ温度依存性はよく一致した。従って、αの減少は主に音速の低下に起因していると考えられる。αが減少したクエンチ温度領域ではペロブスカイト相とブラウンミラライト相の二相共存状態が顕著であり、金属－酸素間結合の非調和性が増大してフォノンの群速度が低下している可能性が示唆される。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009F (0), 1F19-1F19, 2009
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680595375872
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- NII論文ID
- 130006977309
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可