インターグロース型ペロブスカイトSr<SUB>3-x</SUB>La<SUB>x</SUB>FeCoO<SUB>7-d</SUB>の導電特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Conductive Property of Intergrowth Type Perovskite Sr<SUB>3-x</SUB>La<SUB>x</SUB>FeCoO<SUB>7-d</SUB>
説明
酸素イオン・電子混合導電性セラミックスは、酸素分圧差圧下にて大気中より純酸素のみを透過できることから、メタン部分酸化改質への応用が期待されている。高い酸素透過速度をもつ典型例として、酸素欠陥型Sr-La-Fe-Co系立方晶ペロブスカイトが報告されている。しかし、十分な酸素透過速度を得るのに900 C以上の高い温度を必要とすることが一つの問題点である。本研究ではSr-La-Fe-Co系で単純立方晶ペロブスカイトと異なり、インターグロースペロブスカイト構造を有するSr3-xLaxFeCoO7-dに注目し、この結晶構造の違いが、混合導電性および酸素透過性に及ぼす影響を調べる。これより、酸素透過温度を下げるための有効な指針を見出したい。今回は特に、Sr3-xLaxFeCoO7-dの全導電率、ゼーベック係数を評価した結果を報告し、単純立方晶ペロブスカイトの場合と比較する。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 1B27-1B27, 2010
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680595989632
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- NII論文ID
- 130006978297
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可