固体電気化学反応による難加工性高硬度材料の表面加工
書誌事項
- タイトル別名
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- Surface machining of hard materials via solid electrochemical reaction
説明
本研究ではイオン伝導体の新規な利用法の開拓を目指し、イオン伝導体と無機固体材料の微小界面における固体電気化学反応を利用した表面加工技術を提案する。これまで、金属イオン伝導体を用いた金属表面の微細加工、酸化物イオン伝導体を用いた酸化反応によって消失する炭素含有セラミックス(GC, SiC)の加工を実証した。一方、難加工性材料として知られているWやMo, WCなどの高硬度高融点材料は、酸化反応により昇華性の酸化物を生成することが知られている。これらの材料に対して、高温・真空下で0.1 ~ 1 Vの電圧印加により局所的な酸化反応を行うと生成した酸化物の昇華により表面に30~400um, 深さ10~100umの凹凸が形成した。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 578-578, 2008
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680596476800
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- NII論文ID
- 130006979067
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可