Feドープ酸化亜鉛粒子の形態制御と化粧料への応用
書誌事項
- タイトル別名
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- Morphological Control of Fe-doped Zinc Oxide and Application to Cosmetics
説明
酸化亜鉛は紫外線を吸収する効果が高く、更に透明性が高い事から化粧料に広く用いられている。また、近年化粧料に配合される原料の色調をなるべく肌の色に近くすることが求められており、Feをドープする事によって、アジア人種の肌の色調に近い色感を表現する事が期待できる。本研究では、ソフト溶液反応によるFeドープ酸化亜鉛の粒子の形態に及ぼす反応条件の影響について検討し、更に得られた粒子が化粧料に配合された時の特性について検討した。その結果、前駆体およびFeの濃度、沈殿剤および反応温度を制御することにより、球状、星型、さらには棒状に形態制御された粒子が合成され、化粧料へ応用した時、肌の色感に近い粒子であり、高いUV遮蔽効果、透明性や光拡散効果が得られることを見出した。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 11-11, 2011
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680596775680
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- NII論文ID
- 130006979527
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可