大阪府におけるWNVに関する蚊のサーベイランス調査(2004年)
書誌事項
- タイトル別名
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- Survey of West Nile virus infection in mosquitoes in Osaka Prefecture (2004).
説明
米国でのウエストナイルウイルス(WNV)感染症の拡大を背景に、大阪府では危機管理の一環として、WNVの侵入を監視するため、昨年度より府内にて蚊のサーベランス調査を実施している。本年度の調査は平成16年6月29日より9月21日にかけて、府内17ヶ所に定点を設置し、保健所の協力のもとで行った。蚊の捕集はドライアイスを併用して、CDCミニライトトラップを使用し、隔週火曜日夕刻より水曜日にかけて約17時間実施した。捕集した蚊は同定後、雌について地点ごと、種類ごとに遺伝子検査を行い、WNVの保有について検査した。また、本年度は各トラップ設置地点の周囲の状況を調べ、蚊の発生源について調査した。捕集された蚊(雌)は4種3762匹で、アカイエカ(67.6%)、ヒトスジシマカ(31.5%)、コガタアカイエカ(0.88%)、シナハマダラカ(0.03%)であった。またWNVは全ての検体で検出されなかった。
収録刊行物
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- 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
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日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 57 (0), 49-49, 2005
日本衛生動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680599017600
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- NII論文ID
- 130006982462
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可