循環型社会の実現に向けたNPO主導による「協働」に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on "Collaboration" towards Realization of Recycling Society under Leadership of Non-profit Organization:
  • 循環型社会の実現に向けたNPO主導による「協働」に関する研究--広島県大朝町「菜の花ECOプロジェクト」を事例として
  • ジュンカンガタ シャカイ ノ ジツゲン ニ ムケタNPO シュドウ ニ ヨル キョウドウ ニ カンスル ケンキュウ ヒロシマケン オオアサチョウ ナノハナ ECO プロジェクト オ ジレイ ト シテ
  • A Case Study of "Nanohana Eco Project" in Oasa-Town, Hiroshima Pref.
  • 広島県大朝町「菜の花ECOプロジェクト」を事例として

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説明

本研究では広島県大朝町の「菜の花ECOプロジェクト」を対象として、資源循環型地域システムにおける協働の実態と、その形成過程でNPOと役場が果たした役割を明らかにした。その結果、同システムはNPOを中心として農家、住民、小中学校、搾油業者、役場など延べ35主体の協働により成り立っていた。各参加主体のインセンティブをみると、大半が無償ボランティアでの参加であった。その要因は祭りや伝統芸能を継承してきた“地域コミュニティ力”と、NPOが住民に対してシステムの形成過程から゛広報誌の発行゛、゛説明会の実施゛、゛環境教育゛など多様な形態で啓発活動を行ってきたことに起因する。役場はNPOに対し金銭、事務手続きなどでの後方支援を行っていた。

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参考文献 (4)*注記

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