<b>ダイナミックプライシングの下でエネルギープロシューマーが持つ余剰電力の事業オプションの価値に関する研究</b>

  • 藤平 慶太
    東京大学大学院新領域創成科学研究科 環境学研究系 国際協力学専攻
  • 湊 隆幸
    東京大学大学院新領域創成科学研究科 環境学研究系 国際協力学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the Value of Business Option of Surplus Energy Possessed by Energy Prosumer under Dynamic Pricing
  • ダイナミックプライシングの下でエネルギープロシューマーが持つ余剰電力の事業オプションの価値に関する研究
  • ダイナミックプライシング ノ シタ デ エネルギープロシューマー ガ モツ ヨジョウ デンリョク ノ ジギョウ オプション ノ カチ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

<p><tt>本研究では,ダイナミックプライシングの下でプロシューマーが「余剰電力」に対して持つことができる事業オプションについて,短期の繰り返し事業オプションである「売電タイミングオプション」と,長期の事業オプションである「蓄電設備導入オプション」という</tt>2 <tt>つの事業オプションの観点から価値構造の分析を行った。「蓄電設備導入オプション」の価値構造は,「売電タイミングオプション」による追加的価値を原資産とする事業オプションになると考え,電力価格の変動幅の不確実性に伴う価値の変化要因を分析した。ケーススタディによる感度分析の結果により,電力価格の変動幅の増加による追加的価値の変化の傾向が示された。また,蓄電設備の容量による,追加的価値の変化の傾向が示された。</tt></p>

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