<b>出力抑制が太陽光発電事業に与えるリスク分</b><b>析 </b>

  • 吉岡 剛
    国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター
  • 松橋 隆治
    東京大学大学院工学研究科電気系専攻

書誌事項

タイトル別名
  • <b>Risk Analysis of the PV Project with Consideration of Output Suppression</b><b> </b>
  • 出力抑制が太陽光発電事業に与えるリスク分析
  • シュツリョク ヨクセイ ガ タイヨウコウ ハツデン ジギョウ ニ アタエル リスク ブンセキ

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抄録

<p>2012 年7月から開始された固定価格買取制度により,特に太陽光発電の導入が進んでいるが,地域によっては系統接続制約の問題が発生している。この解決策としてFIT 制度が改正され,「無制限・無補償の出力制御」が行われることで,系統接続可能量が増大することができることとなった。しかし,発電事業者にとっては事業リスクが高まることが懸念される。そこで,将来のキャッシュフローを固定しなければ評価できない従来型のDCF 法ではなく,将来の不確実性要因を確率分布によってモデル化して評価するモンテカルロDCF 法により太陽光発電事業のIRR 及びDSCR を算出し,出力制御が事業性にどのように影響を与えるかを定量的に評価した。</p>

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