並列ケーブルのウェイク振動に対するCFD解析

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タイトル別名
  • CFD Analysis for Wake-Induced Vibration of Twin Cables

抄録

並列ケーブル構造は,送電線,斜張橋ケーブル,吊橋ハンガーケーブルに見られ,明石海峡大橋ハンガーケーブルにも採用されている.しかしながら,ケーブルが並列に配置されることで,ウェイク振動の発生が懸念され,明石海峡大橋ハンガーケーブルでも橋軸直角(並列ケーブル軸線)方向から若干傾いた10m/s程度以上の風速において,ウェイクインデューストフラッターの発生が確認された.また,その後に行われた風洞実験においても並列ケーブル中心間隔9D(D:ケーブル径),迎角10_から_15度程度で風速が10m/s程度以上から大振幅の振動が観測された.本研究では,ウェイク中にある下流側ケーブル周りの流れの状態を調べることを目的とし,数値流体解析(CFD)によって検討を行った.また,明石海峡大橋ハンガーケーブルを対象とした風洞実験結果とも比較検討を行った.

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  • CRID
    1390282680600399488
  • NII論文ID
    130005023668
  • DOI
    10.14887/jaweam.2004.0.47.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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