Improvement of Face Detection Method using Haar-Like Features

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  • Haar-Like特徴を用いた顔検出の改良

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近年,セキュリティやヒューマンインターフェイス等の分野において,人物の顔情報を利用する研究が盛んに行われている. これらの分野では,リアルタイムで処理を行い,かつ,ある程度の精度があるようなシステムが要求される. 高速な顔の検出手法として,ViolaとJonesにより隣接する矩形領域の明度差を用いるHaar-Like特徴が提案されている. ViolaとJonesはこの特徴量を高速に演算する方法を提案し,更に,AdaBoostを用いて識別に有効なHaar-Like特徴のみを選択することで,高速で高精度な識別器を学習する方法を提案している.従来の手法では,Haar-Like特徴に使用している形状が単純であるため,どのような物体に対しても識別器の生成が可能である. しかし,特定の物体だけを検出する場合には汎用性のある特徴だけを用いる必要はなく,その物体に特化した特徴を用いることで,より識別能力の高い検出が可能になると考えられる。本研究では,物体に特化した形状としてomplex Haar-Like特徴を提案する. シミュレーションの結果,提案手法の有効性が確認された.

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  • CRID
    1390282680602612224
  • NII Article ID
    130006986067
  • DOI
    10.11509/sci.sci09.0.51.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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