シアノバクテリアの転写システムのにおける時間的制御への系統的アプローチ

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タイトル別名
  • A Systematic Approach To Temporal Regulation Of The Transcription System In Cyanobacterial Cells

抄録

シアノバクテリアの概日時計はKaiA、KaiB、KaiCの3種類のタンパク質で構成されている。この振動体は転写とは独立に働いているが、転写制御システムは概日時計の影響を強く受けている。転写のシステムの時間的制御を明らかにするために、系統的で高時間分解能の遺伝子発現プロファイルを得ることを試みた。環境変化を含む様々な条件下で生細胞のまま個々の遺伝子発現変動時間スケールに注目して解析することを目的とする。Synechococcus elongatus PCC 7942のゲノムで予想されたORFの0.6-1.2kbp上流の領域を<プロモーター>として生物発光レポーターを作製した。レポーター株の生物発光は多検体自動生物発光測定装置(24チャンネルPM管)を用いて自動的に測定した。最初の段階としてゲノムの一領域(約130kb)に含まれる124のORF(全ゲノムの約5%)のレポーター株の解析を行った。さまざまな光・温度条件下でそれらの生物発光を解析した。また概日時計の転写に与える影響を観察するために野生型と概日時計欠損変異体との間で生物発光の変動様式を比較した。プロモーター活性の時間的な特徴及び分類について報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680603852160
  • NII論文ID
    130006987311
  • DOI
    10.14841/jspp.2006.0.598.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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