単細胞緑藻クラミドモナスのルシフェラーゼ核遺伝子レポーターの概日リズムは転写後に調節されている

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タイトル別名
  • Posttranscriptional regulation of circadian rhythmicity in luciferase reporter gene expression in the unicellular green alga <I>Chlamydomonas reinhardtii</I>

抄録

私たちは昨年度の年会において、単細胞緑藻クラミドモナスの時計遺伝子のプロモーター活性をレポートする生物発光株の作製の試みと、その際に遭遇した問題点について報告した。すなわち、mRNAの概日リズムの位相が約8時間ずれている時計遺伝子ROC15およびROC75のプロモーター領域を持つルシフェラーゼレポーター株では、ルシフェラーゼmRNA量の概日リズムには予想通り8時間のリズム位相のずれが認められたが、生物発光リズムは同じ位相で振動したというものである。今回は、二つのレポーター株におけるルシフェラーゼタンパク質の概日リズムの解析、測定条件の検討、ホスト株の検討について報告する。得られた結果より、クラミドモナスでは、転写後にルシフェラーゼレポーターの生物発光リズムを調節する機構があることがさらに強く示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680606826496
  • NII論文ID
    130006990671
  • DOI
    10.14841/jspp.2010.0.0519.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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