シロイヌナズナの時計関連PRRファミリー因子の機能解析

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タイトル別名
  • Characterization of the Clock-Associated PRR Family Members of <I>Arabidopsis thaliana</I>

抄録

最近になって、シロイヌナズナの時計分子機構に関して多くの知見が蓄積しつつある。特に、我々が見出した時計関連PRRファミリー因子(TOC1を含む5種類のPRR)の重要性が広く認められつつある。しかし、他にも多くの時計関連因子が同定されつつあり、入力系・中心振動体・出力系を含む時計の全体像に関しては多くの点が不明である。今回、我々は5種類のPRR因子(PRR9、PRR7、PRR5、PRR3、及びPRR1/TOC1)の全てに関して恒常的発現形質転換植物体のセットを揃えることができた。これらのセットはPRRファミリー因子の時計関連機能を明らかにする上で有力な材料になると考えられる。そこでまず、これらに関して概日リズム・光形態形成・花成制御などの時計関連表現型に関する比較解析を行った。また、phyBなど他の遺伝子型を組み合わせた遺伝学的機能解析を行った。加えて、PRR5やPRR7に関してはその構造の一部だけを恒常的に発現する形質転換植物体を作成することで、PRR因子の構造と機能の相関を解析した。これらの結果をまとめて、PRR因子間の機能的特徴、構造と機能の相関、他の時計関連因子(phyBやCCA1)との機能相関に関して考察する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680606859520
  • NII論文ID
    130006990721
  • DOI
    10.14841/jspp.2007.0.687.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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