C-41 国際間技術開発プロジェクトにおけるコミュニケーションマネジメントに関する研究

DOI
  • 鴻巣 努
    千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科
  • 関 哲朗
    千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科
  • 榎本 眞三
    千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Communication Management of Japan and Singapore Joint Project on Technical Development

抄録

本研究は, 日本とシンガポールの技術開発に関する合同プロジェクトにおけるコミュニケーションマネジメントについて, その問題点を明らかにし, その解決策を探ったものである. プロジェクトでは, 参加者のプロトコルの相違, プロジェクト初期段階の遅れが指摘された, この背景としてコミュニケーションツールの利用方法とリーダシップ行動の相違があると考えられた. さらに, リーダシップ行動についてPM理論にもとづいた考察を行った. ここから, 事例における日本のリーダシップ行動は集団維持的行動が多く, シンガポールでは目標達成行動が多いことが分かった. アプリケーション開発型のプロジェクトでは, メンバに対して積極的に目標を提示する目標達成行動型リーダ(Pリーダ)がプロジェクトにはより望ましいことが示唆された.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680618717312
  • NII論文ID
    110003745105
  • DOI
    10.14914/spm.2000.spring.0_196
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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