ESRによるPdナノ粒子のg因子の評価

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タイトル別名
  • The evaluation of g value of Pd nanoparticles using ESR

抄録

近年、ガス中蒸発法により作製したPdナノ粒子において強磁性が発現することが確かめられた。このナノ粒子は400Kにおいても保磁力を示し、大きな磁気異方性の存在が推測される。このため、Pdナノ粒子においては軌道角運動量が復活し、スピン軌道相互作用により磁気異方性を増大させている可能性が高い。本研究では、ESRを用いてQバンドでPdナノ粒子のg因子を測定し、軌道角運動量の強磁性秩序への寄与を検討した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680622550912
  • NII論文ID
    130004673616
  • DOI
    10.14886/sssj.26.0.69.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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