四節リンク,カム,ラチェット機構を用いた無段変速機の検討

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タイトル別名
  • Fundamental Study of a Continuously Variable Transmission Using Quadric Crank Chains, Cams, and Ratchets

抄録

無段変速機(CVT)は変速比を連続的に可変できる変速機である.従来の無段変速機の構造としては,基本的に摩擦伝動機構であった.本研究では,新たな無段変速機を提案する.四節回転機構である閉リンク機構を用いた本変速機は,二つのてこクランク機構を対称的に配置し,てこの往復角運動を回転部材に伝えることにより,クランクを入力,回転部材を出力とする変速機である.クランクの長さを連続的に変化させることにより,無段階に変速比を可変できる.てこの運動を回転部材に伝えるには,ラチェット機構を用いる.この機構により,二つのてこに取り付けられたつめが交互にかみ合い,回転部材に動力が伝わる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680623189760
  • NII論文ID
    130005025105
  • DOI
    10.11511/jacc.51.0.221.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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