Cu(100)表面におけるグリシン分子の自己組織化 -見かけの安定構造を誘起する駆動力の起源とその制御-

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タイトル別名
  • Self-assembly of Glycine molecules on the Cu(100) surface

抄録

STM/STSを用いてGlycine/Cu(100)超構造の吸着過程および電子状態を解析することにより、本系に現れる構造の形成および安定化のメカニズムを明らかにした。初期に現れるc(2x4)構造は<310>ステップの形成という基板の表面再構成も含んだ分子間相互作用が支配的であり、続いてc(2x4)構造端から形成されるp(2x4)構造は基板との大きな相互作用によって安定化していると明らかになった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680623895424
  • NII論文ID
    130005024935
  • DOI
    10.14886/sssj.25.0.69.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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