リユースを考慮に入れた生産計画に関する研究(第4報)

DOI
  • 村山 長
    広島大学 工学研究科 機械システム工学専攻
  • 石山 博之
    広島大学 工学研究科 機械システム工学専攻
  • 大場 史憲
    広島大学 工学研究科 機械システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Production Planning for Parts Reuse -Adaptive Planning Approach-
  • 適応型生産計画法

抄録

リユース可能な部品を製品の製造プロセスに投入する場合を対象に,筆者らはこれまで,各期に使用済みになる製品の数とそれから得られるリユース可能な部品の数を予測し,それを基に生産計画(各期にいくつ使用済み製品を分解するかや新規部品をいくつ購入するかなどの計画)を立てる方法を提案してきた.これまでの研究では,予測に用いた種々のパラメータが既知としていたが,実際には真の値が分からないため,予測が外れる場合が起こりうる.そこで,本報では,生産計画に基づいて生産を実行する時に,予測が合っているかをチェックし,外れている場合は,その時点までに得られている使用済み製品のデータを使って最尤推定法により再予測し,それを基に生産計画を修正する方法を提案する.数値計算例により本手法の有効性を明らかにする.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680626101888
  • NII論文ID
    130004656139
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2004s.0.288.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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