鉛の超高速切削機構の解析

  • 篠塚 淳
    横浜国立大学 大学院 工学研究院
  • 山東 真士
    横浜国立大学 大学院 工学府 システム統合工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of ultra high-speed cutting mechanism of pure lead

説明

高速衝撃切削試験機を用いて,鉛を塑性波伝播速度の2倍程度までの切削速度範囲で切削実験を行った.その結果,切削速度の増加に従いせん断角は単調に増加し,さらに切削速度が鉛の塑性波伝播速度を超えると工具すくい面上の摩擦角も急増することが分かった.本稿では,二次元せん断面モデルを仮定すれば,せん断面垂直応力は急増し,せん断面せん断応力は急減することが鉛の超高速切削を特徴付ける一つの現象であることを示す.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680630400128
  • NII論文ID
    130005030097
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2010a.0.31.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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