短時間加熱された鋼の温度履歴と組織変化の関連性についての検討
抄録
研削加工における研削焼けの発生は,工作物表層の金属組織変化や,それに伴う硬度低下等の品質異常を引き起こすため注意が必要である.特に,硬度低下は焼戻し現象と考えられるが,研削加工のように数~数十ms程度加熱された鋼における温度履歴と組織変化の関連性は明確にされていない.本報では,短時間加熱された鋼について,温度履歴と組織変化の一種である酸化膜の有無を実験的に検討し,これらの関連性を明らかにする.
収録刊行物
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- 精密工学会学術講演会講演論文集
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精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 135-136, 2016
公益社団法人 精密工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680633348096
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- NII論文ID
- 130005244042
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可