受託研究機関における安全性試験担当者教育
書誌事項
- タイトル別名
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- Education of Non-Clinical Toxicology Workers in Contract Research
説明
近年、非臨床安全性試験において、試験を計画、実施し、結果を考察して評価を行うことができるトキシコロジーの基礎知識と現場経験を有する専門技術者の不足が指摘されている。また、製薬企業ではレギュラトリートキシコロジー研究の機会が減少してきているとされ、われわれ受託研究機関が果たすべき役割は重要になりつつある。しかし、国内におけるトキシコロジスト養成のための教育機関の数は非常に少ない。われわれ化学物質等安全性試験受託研究機関協議会(安研協)では、1999年から毒性試験技術者認定試験を実施し、安全性評価試験担当者の基準確保と能力向上に努めてきた。昨年、日本製薬工業協会(製薬協)基礎研究部会が非臨床安全性研究担当者の教育に関するアンケート調査を製薬協基礎研究部会加盟社を対象に実施したのに続いて、安研協でも同様のアンケート調査を加盟25社の受託研究機関を対象として実施した。今回、その集計結果をもとに受託研究機関におけるトキシコロジスト教育の現状を報告するとともに、安研協で実施している技術者認定試験制度を含めた今後の安全性試験担当者の育成とレベル向上について話題にしたい。
収録刊行物
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- 日本トキシコロジー学会学術年会
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日本トキシコロジー学会学術年会 33 (0), 52-52, 2006
日本毒性学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680633792640
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- NII論文ID
- 130007002604
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可