慣性力によるフォーカスとマイクロピラーを用いた微粒子分離

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タイトル別名
  • Particles separation using inertial focusing and micro pillar arrays

抄録

既存の微粒子分離マイクロ流路デバイスの多くは,粒子分離の前段階として特定の位置に粒子をフォーカスする必要がある.その際,粒子を含まない溶液(バッファ)を用いるため,試料希釈やデバイス構造の複雑化を招いている.そこで本研究では,粒子分離部である Deterministic Lateral Displacement (DLD) 流路の前段に,慣性力による粒子フォーカス用流路を設けることで,バッファを用いず,異なる直径(13μm, 7 μm)のポリスチレン粒子の分離を実現した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680634564352
  • NII論文ID
    130006434628
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2017a.0_909
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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