ナノインデンテーション装置によるナノ粒子圧縮試験における圧子形状の影響

  • 室伏 梨穂
    東京工大 大学院理工学研究科 機械物理工学専攻
  • 青野 祐子
    東京工大 大学院理工学研究科 機械物理工学専攻
  • 平田 敦
    東京工大 大学院理工学研究科 機械物理工学専攻

説明

ナノ粒子の機械的性質を評価するため,先端曲率半径150nmのバーコビッチ圧子と,1μmのコニカル圧子を用いた走査型プローブ顕微鏡(SPM)複合型ナノインデンテーション装置による圧縮破壊試験法を試みた.シリカ粒子の圧縮試験において,バーコビッチ圧子を用いた場合は破壊点に近付くにつれて荷重-変位線図の傾きが小さくなる傾向を確認し,その原因が圧子先端半径および形状に由来することを明らかにした.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680634866048
  • NII論文ID
    130006044090
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2017s.0_87
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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