石膏廃材から作成した硫化カルシウムによるめっき廃水中の重金属硫化処理

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電気めっきの洗浄排水に含まれる重金属の回収・再資源化を目標として硫化物化法に着目し、廃液中重金属の分離回収の検討を行う。さらに、硫化剤に用いる硫化カルシウムを石膏廃材から作成することで、石膏資源と金属資源の同時再資源化を狙う。本報では、硫化カルシウムを用いたCu, Zn, Ni模擬廃液の硫化処理を行い、沈殿分離によって作成した金属スラリーの特性について、従来法との比較検討を行った。その結果、廃液中の重金属を硫化金属として沈殿分離回収することができ、硫化カルシウムを用いて作成した硫化金属スラリーのろ過特性は、水酸化物化法や硫化ナトリウムによって得られた金属スラリーのろ過特性よりも優れていることが確認された。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680642853504
  • NII Article ID
    130004640210
  • DOI
    10.14912/jswmepac.18.0.147.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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