砒素汚染汚泥の粒状固化処理土に適用する各種不溶化の検討

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Examination of stabilization of various application to grainy solidification processing soil of arsenic pollution dirt

抄録

国土交通省は平成18年に建設汚泥の再資源化を進めることを発表した。建設汚泥の再資源化が推進されることから建設汚泥の処理土技術が必要となる。建設汚泥を再資源化する技術として粒状固化する技術があるが、シールド工事などでは自然的原因で重金属に汚染された建設汚泥が発生する場合がある。本報告では汚染された汚泥を不溶化することで再資源化することが出来ないか検討した。本報告では砒素汚染汚泥を固化剤と高分子凝集剤を用いる粒状固化工法のイーキューブ工法で粒状固化処理し、不溶化方法はSS、塩化第二鉄、EA、AS、MWの5種類とした。粒状固化自体で砒素溶出量を土壌環境基準値程度に低減することが可能であったが、粒状固化処理土に不溶化剤を添加しても、砒素溶出量が基準値を大きく下回ることはなかった。また、塩化第二鉄、MWは粒状固化を阻害した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680643563904
  • NII論文ID
    130007006010
  • DOI
    10.14912/jswmepac.17.0.178.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ