ペアワイズ識別に基づく多種識別でのメンバーシップ関数の制約条件
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- 田中 秀俊
- 三菱電機 情報総研
書誌事項
- タイトル別名
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- Membership Functions for Multiclassification by Pairwise SVM
説明
レーダで飛行物体を観測し機種を判定する問題では、問題をペアワイズ識別に分解し、その結果を総合して判定する方法をとると、機種の増減への対応が容易になる。ペアワイズ識別の結果をメンバーシップ関数とし、それを総合する方法には、機種毎のファジイ論理積の最大を使う方法が提案されていたが、単にメンバーシップ関数の総和を比較する方が、識別処理後の機種増減に対する再識別の際に利点がある。その際、ペアワイズ識別結果と総合判定結果の整合をとるためには、ペアワイズ識別結果のメンバーシップ関数に制約条件が課せられる。例えば、A対Bのペアワイズ識別でAと確信した場合にはBに負の確信度を投票するような、否定投票がその条件を満たす。この否定投票制約についての定式化を試みた。
収録刊行物
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- 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
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日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 22 (0), 82-82, 2006
日本知能情報ファジィ学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680644030208
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- NII論文ID
- 130004591436
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可