海水浴場における散乱ゴミの制御に関する研究

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抄録

海水浴場における散乱ゴミ対策として,ゴミ箱と看板の有効性について,舞鶴市の海水浴場を事例に検証した.以下の結論を得た. 1)ゴミ箱の設置は,発生原単位を大きくする,2)看板の設置は,発生原単位を小さくする,3)ただし,ゴミ箱と看板が併置されると看板の効果は現れなくなる,4)ゴミ箱の設置は,散乱率を小さくする,5)看板の設置は,散乱率を小さくする,6)不燃ゴミは可燃ゴミより放置(散乱)される,7)飲料用容器の中では,ビンが放置されやすい,8)ゴミは人目に係わらず,アクティビティーの場付近で放置される.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680644100352
  • NII論文ID
    130007006405
  • DOI
    10.14912/jswmepac.17.0.3.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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