可視化を用いた遺伝的演算効果把握に関する一考察

  • 山代 大輔
    名古屋大学 大学院工学研究科 計算理工学専攻
  • 山本 康高
    名古屋大学 大学院工学研究科 計算理工学専攻
  • 吉川 大弘
    名古屋大学 大学院工学研究科 計算理工学専攻
  • 古橋 武
    名古屋大学 大学院工学研究科 計算理工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A study on Understanding Effects on Genetic Operators with Visualization.
  • カシカ オ モチイタ イデンテキ エンザン コウカ ハアク ニ カンスル イチ コウサツ

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抄録

GAの解探索性能は,遺伝的演算の方法およびそのパラメータに大きく依存する.解空間が3次元以下ならば,解空間そのものを可視化して,解探索の過程を把握することができる.これにより,適切な遺伝的演算やそのパラメータを決定することが可能である.しかし,現実の組合せ問題における解空間は多次元な解空間であるため,可視化は困難であり,試行錯誤により,効率的な遺伝的演算やそのパラメータを決定している.本研究ではGAの探索過程の可視化手法を提案する.提案手法は,個体同士の相対的位置関係を可視化でき,解の集散の視覚的把握を可能とする.本稿では,可視化結果を通して,遺伝的演算の違いが解探索に与える影響を視覚的に把握できることを示す.

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