XMLを用いた好感度情報表現手法

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  • Personal Preference Expressing Method using XML
  • XML オ モチイタ コウカンド ジョウホウ ヒョウゲン シュホウ

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抄録

現在,人間とコンピュータ間のインタラクションや感性情報処理など,ユーザの感情や感性を考慮した手法に注目が集まっている.しかし,膨大で個人差の大きいこれらの情報を手動で全て与えることは困難であり,また,一度コンピュータに入力したとしても,その後のユーザの経験や学習によって,嗜好情報が変化することも大いにありうる.そこで本研究では,概念や具体物に対してユーザが持つ嗜好情報を管理するため,概念間の関係や対象概念から連想される感情情報を考慮した好感度情報の表現手法を提案する.本手法では,物概念,属性概念,行動概念,インスタンスの4種類の概念を扱い,各概念内には,関連概念や連想情緒,好感度などを表す情報がXML形式で記述されている.関連概念や連想情緒は新しい情報が入力されるたびに更新され,それに沿って各概念の好感度の値も再計算される.

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